ボルダリングの怪我
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こんにちは!
最近は、気温が上がり暑い日が続いていますね(-_-;)
今日は、クライミングに多い怪我についてお話ししたいと思います。
クライミングで痛めやすいのは、主に指、手首、肩などが挙げられます。
特に指は「ぱきり」と呼ばれる怪我があります。
これは、指の輪状靭帯の部分や腱鞘が損傷したり、切れたりすることです。その時にPOP音やぱきっと音がすることから
ぱきると言われるそうです。
ぱきるにも何種類かあり、前腕の筋肉などに痛みがくる場合と指のみに痛みがくる場合、あるいはその両方が損傷することがあります。
前腕などが痛い場合は、深指屈筋腱や浅指屈筋腱などを痛めていたりしています。
筋損傷のみでしたら、比較的に治りもいいとは思いますが、腱鞘や輪状靭帯がきれていたり損傷していると、回復が遅い場合の方が多いです。
他にも慢性的な関節炎があったり、関節炎が続き指が正常な可動域まで曲がらないことがあったりなど、指の怪我や痛みは多いですね。
手首は、TFCC損傷などが多くみられます。
ホールドをとりに行くときに手首を捻りながら掴んだり、その状態から体重をかけたりすると手首に負担がかかり痛めることがあります。
ペットボトルのキャップやドアノブを回すのが辛い人は要注意です。
クライミングでも他のスポーツも、日頃のケアが大事です。
前腕の筋肉を緩めるのももちろん大事ですが、肩周りや背中などのコンディショニングも大事になってきます。
疲労がたまるとどうしてもぱきりやすくなりますし、ぱきったままクライミングを続けると、手の痛みをカバーしようとして背中などを痛めたりしますので
もし痛めたらしっかりレストをし、回復に努めることをお勧めします。
新しく導入したオステオトロンは、ぱきりなどの回復を早める効果があるので、クライマーで悩んでいる方は是非ご相談ください。