季節の変わり目
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こんにちは!
最近はかなり涼しくなってきましたが、暑い日もあったり、日中と夜の寒暖差があったりして体調管理が難しい時期ですよね。
秋バテなんて言葉もありますのでみなさん気を付けて過ごしましょう。
秋バテの症状としては
・疲労倦怠感
・食欲不振
・めまいや立ちくらみ
・不眠
・イライラ
・やる気や集中力の低下
などなど、身体的症状もあれば、精神的症状もあります。
1.自律神経の乱れ
2.栄養の偏り
3.胃腸など消化機能の低下
自律神経には環境の変化に体を適応させる働きもあり、気温が高くなると副交感神経が優位になり、反対に低くなると交感神経が優位になる傾向にあります。
暑い夏から涼しい秋への季節の変わり目は、主に体温調節のために“副交感神経モード”から“交感神経モード”へと自律神経のスイッチが切り替わる時期といえます。
暑い日があったかと思えば、急激に気温が低下したりと環境が揺らぎやすいのも、季節の変わり目の特徴の一つです。
また、1日の中で、朝から日中の活動時間帯は交感神経モード、夕方から夜間の休眠時間帯は副交感神経モードと、自律神経は波のようなリズムを持っています。
しかし、環境の変化などによって、自律神経が乱れて調節がうまくいかなくなったり、交感神経が優位な状態が続いてうまくリラックスできなくなったりすると、先に挙げたようなさまざまな身体的・精神的症状を引き起こす要因の一つになると考えられます。
栄養の偏りとしては、夏は冷たいものや夏バテによって食べられる簡単なものですましがちですよね。
タンパク質が不足したり、ビタミンやミネラルが不足しがちです。
そのような状態で急に寒くなったり暑かったりすると、身体は栄養不足の状態なので体調不良を起こしやすい状態になっています。
栄養素が夏の間から不足した状態が続くと、秋になる頃に“電池切れ”を起こすことになります。その結果、疲労倦怠感といった症状が現れやすくなるのです。
また消化機能の低下は、暑いからといって冷たいものを摂り過ぎると胃腸が冷え、消化器系の働きが悪くなりやすくなります。
この結果、食欲がなくなり、栄養を十分に摂ることができなくなって、疲労倦怠感が起こりやすくなるという悪循環に陥るのです。
食欲の秋、スポーツの秋などといいますが、あったかい栄養のあるものの摂取と適度な運動が一番の健康法ですのでこれから来る冬に備えましょう!