手や上肢のしびれ(胸郭出口症候群)
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こんにちは!
だいぶ寒さも増してきましたね
今日は胸郭出口症候群による手のしびれについてお話しします。
胸郭出口症候群とは上肢や肩の運動および感覚に深くかかわる神経や血管が障害を受け、肩、腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどを自覚するようになる状態です。
障害を受けやすい場所としては、①前斜角筋と中斜角筋の間、②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙、③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方を走行しますが、それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。
なで肩の人や筋トレによって筋肉がつきすぎて圧迫を起こす人、重いものをもつひと、肩こりや首こりが酷いひとなど、誰にでもなりうる病態です。
胸郭出口症候群は、手がしびれたり冷たく感じたりするので、心配される方も多いですが、しっかりと治療をすれば治るので早めにご相談ください。